第二新卒で失敗する人
第二新卒は転職活動を失敗するタイプの行動パターンが存在します。
失敗のパターンの行動をしている場合は要注意です。第二新卒は転職活動を失敗を絶対に失敗してはいけません。しかし、意外と失敗する行動をとってしまっていることが多いようです。
転職活動で失敗する人
資格の取得に励む
意外と多いのが資格の取得に励む人。
一生食べていけるような資格を取得するというのならば良いのですが、転職活動前に資格を取得してから、転職活動をしようとする方が意外と多くいます。ケースにもよりますが、資格なんてとっている場合じゃないことが実は多いのです。
日本の転職市場は、離職期間が長いことをと非常に嫌います。3ヶ月~半年以上仕事をしていない期間が出来ると、転職活動はとても厳しくなります。書類選考で読んでももらえないなんてことも起こります。つまり、資格があろうがなかろうが、優秀であろうが、面接にすら行けないのです。 仕事を辞めたら、すぐにでも転職活動を開始して長くても半年で転職活動を決着させましょう。資格をとっていたら、離職期間が長くなっていたなんてことも起こりえます。
特にIT系の企業に未経験で転職をしたいという方で多くいるのですが、システムアドミニストレーター(ITパスポート)や基本情報技術者という資格を転職活動前に取得しようとするケースがあります。基本情報技術者は意外と合格率が低く未経験者には難しいのですが、この資格、企業にとってみたら何のプラスにもなりません。
資格を持っていることよりも、実務経験を重視するのが日本の社会です。実際、基本情報技術者は、IT業界の世界では持っていても全然すごくないという程度の扱いです。その資格を、未経験の転職者は必死に離職期間を長くしてまで取っているという現状があります。
この他にも、資格というのは持っていることよりも、離職期間が短いほうがプラスになっていることがあります。資格をとるよりも先に転職活動をすることを優先したほうが良いと思います。
冷静に自分の性格が見えない
第二新卒で多いのが自分自信の性格を冷静に分析できず憧れだけで転職活動をしてしまう人。
例を挙げると、企業風土が古い大手にいた方が、古い風土に嫌気が差し、ベンチャーに飛び込んだというものです。
大抵の場合、イメージだけ先行してベンチャーは自由に出来るというイメージだけで転職をしますが、ベンチャーならではの成果への厳しさや、職場の同僚との性格の不一致等、実は全然ベンチャーには向かない性格をしていたという例や、システムエンジニアに新卒で入社した社員がパソコンと向き合う日々に疲れ、人と会話をする仕事が向いていると思い込み、営業職に転職したが、体育会系の風土に馴染めずすぐに退職といった例が挙げられます。
周囲の風土と合うかどうか、仕事の内容が自分に合うかどうかは自分にしかわかりません。決して、憧れやイメージ、自分の性格の思い込みだけで転職活動することがないようにしましょう。
前職への不満のみで転職を考える人
次に多いのが、職場への不満のみで転職活動を考える方です。職場への不満を持って転職をすることは悪いことではありません。
残業代を払わない、パワハラが横行する、従業員を使い捨てのコマとして扱うような企業はさっさと辞めてしまいましょう。しかし、転職する場合は、不満を持つだけでストップしてはいけません。
「次の職場何を成し遂げたいのか」という意識を必ず持ってください。転職活動では、「何を成し遂げたいから転職をするのか?」という質問を常に見られています。そこで、自信を持って答えることが出来る人こそ転職活動がうまくいきます。