入社1年目だけど仕事が辛くて辞めたい時
よく第二新卒の転職活動の質問で、入社1年目だけれど転職活動を考えているという悩みを抱えている方は多いと思います。
入社1年目の転職活動は不利になるのではないかという質問が多くされているようです。ここでは入社1年目で転職を考えている方に向けて解説をします。
入社1年目の社員が仕事辞めたくなる瞬間
入社1年目の社員が仕事を辞めたくなる瞬間には以下のような理由が挙げられます。
- ブラック企業的企業風土だった。(残業代がない、休めない、帰れない)
- 仕事で失敗が多く、強い叱責を受け続けている。
- 職場の雰囲気に馴染めない。
- なんとなく入社したが、他にやりたいことが見つかった。
これらの中で、意外と辞めなくとも、時間が解決するものもあります。仕事の失敗が多いのは、長く続けて仕事を覚えていけばたいていの場合解決をするでしょう。また、職場の雰囲気に馴染めないのも、転勤や人事異動で馴染める環境が出来てくることもあります。安易に辞めることはよくありません。逃げ癖がついてしまい、転職を繰り返すことは人生においてあまり良いことではありません。転職は繰り返せば繰り返すほど、年収は下がるものです。
しかしながら、一生地獄を見ながら今の職場に留まるよりも、職場を一新して、職種も一新してしまうというのも1つの選択肢です。
もし、転職によって、あなたの能力を活かせる仕事や、あなたの性格にあった職場へ転職が出来たら、毎日、仕事に行くことが楽しみとなるでしょう。活き活きと毎日、生活が出来るなんて素晴らしいことではないでしょうか。
転職をしたほうが良いケース
入社1年目でも転職をしたほうが良いケースもあります。一概に、入社1年目だからといって転職に大きく不利になることもありませんし、逆に入社3年目だからこそ不利になることだってあります。
転職活動をしたほうが良いケースについて解説していきます。
ブラック企業
ブラック企業は早く抜け出すべきです。ちょっとくらい我慢をすればいいんだなんて思っていると大変なことになります。
鬱病とは人生を狂わせます。鬱病にかかると、転職どころか数ヶ月、数年単位で仕事が出来なくなります。そうなってしまっては、一生、正社員として社会復帰が難しくなるかもしれません。
大きく人生を変えてしまう、犯罪集団がブラック企業です。ブラック企業では、仕事の仕方なんて学べません。忍耐強さは学べるかもしれませんが。
待遇を改善したい
第二新卒とは、転職シーンにおいて若いという特別な武器を持っています。
中小企業から大手企業に転職するという事例や、残業代がない企業から残業代すべて支給される企業に転職した結果、年収がアップしたという例もあります。
こういった待遇を大幅にアップすることが出来るのも第二新卒の特徴です。通常は、経験をしっかりつみ、社会的に評価をされる実績を積んでから初めて転職ができるのですが、第二新卒は若いというポテンシャルで採用をしてもらえるという、優位な立場にあります。もし、あなたが今の仕事に対する待遇に大きな不満を持つなら、転職活動をしてみるのも良いと思います。
転職をしたいがどんな企業に転職できるかが分からなくて怖い
転職はしたいが、どんな待遇の企業に行けるかわからないのでなかなか踏み出せないという方がいます。
そんな場合は、実際に転職エージェントに登録し、転職活動を少しだけやってみるという手もあります。転職活動は別に、仕事を辞めなくとも出来るので、今の仕事を続けながら、土日に転職エージェントを利用し、自分のキャリアで転職をする候補の求人を貰ってみると良いと思います。もしかすると、今の仕事のほうが待遇がいいかもしれませんし、年収200万UPの求人かもしれません。
この転職市場と自分のキャリアというのは、実際に転職活動をしてみないことにはわからないものです。転職エージェントだったら、仕事を続けながら転職活動をすることが可能なので、自分の市場価値を知るという意味でやるだけやってみるのは大きくプラスになると思います。
職種を変える転職活動をしたい
今の仕事の職種内容や業務内容をまるまる変えようとする場合は、今すぐに転職活動をすべきです。
転職市場は基本的に、前職の経験がどう生きるかは大事になります。これは第二新卒も例外ではありません。しかし、職種を大きく変えたい、前職の知識は全く役には立たないけれど、新しくやりたいことを見つけ場合には、今の職場に長く留まることは貴方にとってマイナスになります。なぜなら、年数が立つほど若さという第二新卒の武器は弱くなるからです。また、新しい職種で早く次のキャリアをスタートさせたほうが、あなたにとっては大きなプラスになります。
石の上にも三年なんて意見もありますが、三年も今の仕事をしていては、職種自体変えることが出来ないなんてことにもなりかねません。